五明講師が北米放射線学会(RSNA)で受賞

2023.12.14
放射線医学教室
学会情報
五明美穂講師が、2023年11月26日から30日にかけ米国で開催された第109回北米放射線学会(RSNA)のEducation ExhibitにてCum Laude賞を受賞しました。受賞は2年連続となります。 今回の学会テーマは「Leading Through Change」で、採択された教育展示1654演題のうち48演題が選出され、その中で日本人研究者の演題は7演題でした。受賞演題は『Frontier Technology in Non-Invasive Vascular Imaging; Arterial Spin Labeling-Based Non-Contrast MR Digital Subtraction Angiography on Cerebral Diseases』で、非造影で血管撮影のように多時相の4D-MRAが撮像できるASL-MRDSAについての基礎と撮像法、最新技術、頭部疾患での臨床応用をまとめたものです。本法は患者さんへの負担がなく、頭蓋内血管病変の評価や経過観察に特に威力を発揮する撮像法で、血流の多い脳腫瘍の評価も可能です。今回の受賞を受け、五明学内講師は「本法への関心の高さと今後への期待を実感することができ、今後も研究により本法の開発にさらに力を入れていきたいと感じています。発表にあたり支えて下さいました関係者の方々に心より感謝申し上げます。」と話しています。