放射線腫瘍学教室のご案内 臨床体制

はじめに

杏林大学病院では2019年にリニアック(Versa,エレクタ)と小線源治療装置(Flexitron,エレクタ社)を更新しました。これにより体外照射は2台体制(Synergy,Versa)で強度変調放射線治療および定位放射線治療が可能となりました。また、小線源治療においては同室にCTを設置し、画像誘導下での治療が可能となりました。これらを最大限に活用し、精度の高い、侵襲の少ない放射線治療を追求します。

 放射線治療は手術、化学療法と並んで、がん治療の3本柱ですが、日本では十分に活用されているとは言えません。高齢化の進む中、侵襲の少ない放射線治療の重要性は高まっています。
 がん対策基本法においても放射線治療は推進が期待されています。

リニアック

リニアックはSynergyとVersaが導入されています。両機ともIGRT(画像誘導放射線治療)、SRT(定位放射線治療)、IMRT(強度変調放射線)が可能で、体表モニターのcatalyst(キャノンメディカル)を装備しています。また、バーサには治療中の前立腺の位置をモニターするClarity(エレクタ)、ExacTrac (ブレインラボ)が併設されています。呼吸同期照射や息止め照射、前立腺癌に対する寡分割照射などを開始する予定です。

小線源治療装置

Flexitronの導入に合わせて同室CTを設置しました。自走式のラージボアCTであり、アプリケーション後にそのまま移動することなくIGBT(画像誘導小線源治療)を行えます。

治療計画装置

MONACO(エレクタ)、RayStation(日立製作所)、Eclipse(バリアンメディカル システムズ)、Oncentra(エレクタ)が導入されています。また、Elements(ブレインラボ)が導入されており、多発脳転移にSRTを開始します。

バーサ
フレキシトン

診療実績(2019年)

準備中